シンガポールに住みながら、食べに行くお店は8割方和食です。沙羅です。( ´艸`)
イタリアとか中華も美味しいけれど、やっぱ日本人としては、あのだしの優しい味が1番満足感得られるなぁと思う。
美味しい和食を食べると、日本人に生まれてよかったとしみじみ思うのです。
さて、今日はそんな和食レストランでも、ちょっと一線を画すTakayama レストランをご紹介。
詳しいメニューのご紹介は後回しにして、まず先にベタ褒めさせてください。笑(*≧艸≦)
沙羅から見たTakayama Restaurant
シェフの高山さん、本当に、センスと才能の塊。(もちろん並大抵ならぬ努力をされてること前提ですが。)
ただ、美味しい和食を作るだけでも、何十年の修行と努力と知識と才能と…が必要だと思います。
ですが、その伝統的な和食から一歩踏み出して、新しい味や素材の組み合わせを自分で0から生み出せる人って、その一流シェフの中でもさらに1割ぐらいしかいないんじゃないかなと思う。
例えば、後半でも記載しますが、先付けに、アイス出てくるんですよ?!
酒粕とわさびのアイスです。
そこにウニを乗せちゃったりして、斬新じゃないですか。
それが、めちゃくちゃ合うんですよ!!
素人やちょっと料理をかじったぐらいの人が仮にアイディアとして思いついたとしても、味と風味と食感と、全てをこんな完璧に調和させることなんて不可能だと思う。
本当に、「絶対味覚」を持ってるんじゃないかと思う。
1つ1つの料理が目新しく、味も食べたことないおいしさで、まさに、一口ごとに、感動する。
全然誇張でもなく、私は鳥肌が立つこともよくあります。笑
シェフの高山さんも、かなりストイックな方で、詳しくは書きませんが、舌が鈍らないようにご自身の食事もかなり徹底して気を使っていらっしゃるようです。
私も素人なので全然詳しいことはわかりませんが、その素人の私から見ても、高山さんは1000人に1人・・いや1万人に1人とかいうレベルの天才なんじゃないかと。
仮に、結果的に私に共感して頂けないかもしれないけど、とりあえず一度は舌にあの味を経験させておく価値のあるお料理です。
日本にも美味しいお店や素晴らしいシェフはたくさんいると思いますが、高山さんのようなオリジナルフュージョンであの完成度で食べられるお店は、あるんでしょうけど、なかなか見つけることが難しいんじゃないかなと思います。
だから、日本から旅行で来られる方でも、行く価値のある日本食レストランだと思っています。
私も本帰国したらTakayamaの料理が食べられないと思うとすごく残念です。。(ノ_・。)
…結論は、以上ですね。笑
もう、私が言いたいことは全部言った笑(*ノ∀`*)ゞ
以下から、具体的に書いていきます♪
ランチメニュー
ランチはセットメニューと、おまかせ7品コースがあります。
セットメニュー
セットメニューももちろん美味しいと思いますが、高山さんのクリエイティビティなどを存分に理解するにはやはりおまかせコースで試して頂きたいところ。
季節のおまかせランチ
Takayamaのランチのおまかせコースは本当にお得!
牛肉にこだわりがなければ、$130のコースで充分ですが、$150で食べられる牛肉は、「あぁ、$150コースにして良かった」と思えるほど美味しいです♡( *´艸`)
ディナーメニュー
ディナーはコースのみです。
これら3つの他に、月ごとの季節のメニューがあります。公式サイトでご確認ください。
これまではランチ利用でしたが、毎度素晴らしいTakayamaのクオリティに、これはぜひともディナーを食べたい!ということで、今回初のディナーです。
初めてのディナーでしたので、まずは段階的に、$190のテイスティングコース をオーダーしました。
メニューだけ見ると、シンプルなのですが、(あえてシンプルにしてあるのかな?)実際はその時に応じてアレンジしてくれたり、この文字からは想像ができないようなクリエイティブなメニューが出てきたりと、料理のご対面時の楽しみもひとしお♡
そうそう、
食材は「どこ産の○○だ」、はもちろん、ソースをどうやって作っているか、その材料や大まかな手順なんかも教えてくれます。
興味を持ってお尋ねすれば、もっと深いところまで教えて頂けますので、興味ある方は是非シェフとお話してみてくださいね♪(*^o^*)
というわけで、私はそういうのも全部メモしているのですが、高山シェフがあまり公開されたくない部分もあると思いますし、Takayamaに限っては、特に、あまり情報がない状態で行ったほうが感動ぐあいも大きいと思うので、ブログでは私が感動した部分を厳選して解説させて頂きますね♪
昼のおまかせメニューのお写真も本当は喉から手が出るほど掲載したいのですが、やはり新鮮な気持ちで行ってほしいという気持ちのほうが強いので、自制します!(夜のおまかせの写真のみで、雰囲気掴んでください★)
メニューのネタバレを見たくない方は(といってもその時々で違うと思いますが)、
ここから以下は見なくて大丈夫です♡。
もう、私の言いたいことは冒頭で全部伝えましたので、以下はメニュー紹介だけにします( *´艸`)
こちらの記事を読んで、Takayamaに訪問して幸せになった後、こちらの記事の続きを読み直して頂いて、余韻にひたってもらえたら嬉しいです♡。
(以下、メニューネタバレ。)
Takayamaのディナー テイスティングコース
これですよ、これ。
冒頭でお話した、「酒粕とわさびのアイス」+ウニ。この下には湯葉。
どのお酒の酒蔵の酒粕か、ということなんかも教えて頂けて、そのお酒の美味しさを知ってる私は、その情報だけで美味しさ3割増しです。(*´Д`)
酒粕の甘い風味に、ワサビがピリっときいてアクセントになり、そこに美味しいあっさりとした、くどくない北海道ウニの味。湯葉のまろやかさ。全てが計算しつくされています。
1品目からノックアウトされました。笑( ;∀;)
2品目:先付け2?
メニューには書かれていなかったのですが、もう一品提供して頂けました。
ちらっと頭を出しているのは、秋の味覚、松茸様です!!
松茸をこんな大きいカットでしっかりと食べたの初めてかも;;。
風味と食感をしっかりとかみしめました。
スープは、クエのスープ。クエの頭やらなんやらを煮込んで少し味を整えただけの、純粋な、100%クエスープ。
こちらは、ローカルフードの「フィッシュヘッドカレー」にインスピレーションを得たそう。
まさに、フュージョンです。完璧なハーモニーのお味に仕上がっておりました。
3品目:お刺身盛り合わせ
こちら、何がすごいって、お魚ごとに、1つ1つたれが違うんですよ!!!
ポン酢ジェリーだったり、お醤油はお醤油でも、大根おろしの醤油だったり、玉ねぎの醤油だったり。
醤油を泡状にしちゃったり。
泡状の醤油なんて初めて食べたよ。。味だけじゃなくて、たれの食感とか舌あたりも初めての感覚だったりして、1つ1つが感動です。
そして、こちらのトロ!!油がたーーーーっぷりのって、白い!!♡♡( *´艸`)
こちら、このTakayamaのSignature料理と思われます。
ランチのおまかせでも、毎回出てきます。
でもね、毎回同じなんだけど、毎回(というより一口ごとに)感動するし、その時その時で、中に入っている具材が変えて合って、毎度新しい味を楽しめる!!
フォアグラの臭みも油っこさもないので、フォアグラ苦手な方も美味しく頂けると思います♡
そして、お昼はそのままサーブされるんですが、夜は目の前で最中を炙って温めてくれます。
5品目:お口直し。
このしらすの下にあるの、菊の葉の天ぷらなの!
お口直しで天ぷらって普通出ないじゃない?!お口直しっていうぐらいだから、さっぱりしたもの出てくるよね??
そこに天ぷら出しちゃうんですよ。それが、全然重くないのよこれが。味付けはすだちなどの柑橘系の味でしっかりとひきしめてあるので、天ぷらなのにさっぱりなんですよ。
まさにお口直し、舌の味蕾細胞、リセットされた気がします。( *´艸`)
6品目:メインコース
和牛の煮込みです。
詳しくは書かないけど、この上にかかってるソース、ホンマやばい!!(思わずエセ関西弁が出るぐらい。)野菜にもお肉にも合う、オールマイティーなオリジナルソースです。
お肉もしっかり煮込まれてほろほろ・・・♡
7品目:お食事
出ました、土鍋ごはん!!
もう、美味しくないわけがないよね。サーモンといくらのご飯です。
お味噌汁とお漬物も出てきて、これらもまた、人生一番と思えるぐらい、美味しいんだ( *´艸`)
いくらが素敵に輝いております。
(どうでもいいけど、なんかこの写真の色合いのせいで、ドラゴンボールがめっちゃ乗ってるように見えるwシェンロン何回でも呼び出せそう)
8品目:メロンと巨峰
メニューにさ、メロンと巨峰って書いてあったら、その果物がそのまま出てくると思うやん?
さすがTakayamaさん・・きちんと手間がかかっておりましたよ。。
もうね、このソースの話とかいろいろ聞いて、めっちゃ美味しくて、それも全部伝えたいんだけど、みなさんの楽しみのために自制します。笑
おまけ:デザート2実は、メインのお肉に本当はトリュフがかかるはずだったのですが、それを入れ忘れてしまったから、ということで(本当に忘れたのか、わざと1品多くするためにそうして頂けたのかは定かではない)もう1品つけてくださいました!!( ;∀;)
なんとなんと、秋の味覚、栗の渋皮煮のアイスです!!
芋栗南瓜Loverの私は大興奮、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ美味しい!
こちらも、ただのアイスじゃなくて、ちょっと変わった材料で作られていて、とーってもクリーミー!
私がシンガポールで1,2を争うと思っているCreamierや、Apiaryのアイス、「軽く超えたわ。」と思っちゃうぐらい、アイスまで超越してました。(▼関連記事)
【Creamier】シンガポールで1,2を争う最高に美味しいアイス屋さん
以上、最高のディナーコースです♡
美味しい日本酒もあり、シェフとの楽しい会話もあり、大好きなレストランです♡
是非一度はご訪問を!!
ちなみに、Takayamaでのクリスマスディナーに行ってきた記事▼。
こちらの記事ではより詳しくメニュー紹介しています。(限定メニューなので)
【Takayama】クリスマスディナーはやっぱり高山!贅沢&最高級のオンパレード!
お店情報
TAKAYAMA Japanese Restaurant(高山)
Downtown Gallery #01-09/10
6A Shenton Way, Singapore 068815
Mondays to Fridays:
12 p.m. to 2:30 p.m.
6 p.m. to 10 p.m.
Saturdays:
6:30 p.m. to 10 p.m.
Closed on Sundays and public holidays.
【無料プレゼント】私がおすすめするシンガポールのレストラン&カフェリストを作成しました!宣伝広告なしの本音リストです★在住者、旅行者どちらにも対応できるように配慮しました。下記記事より、お受け取りください★
【無料プレゼント!】シンガポールのおすすめレストラン&カフェリスト全142店公開
【お約束】(グルメレビューに関して)私が絶賛しているお店でも、期待値を上げすぎてしまうと「期待していた程ではない。。」と物足りない感じになってしまう可能性、大!です。「さらさんはそう思ったんだな」ぐらいに客観的に捉えていただいて、必ず、期待値をあげずに、訪問してみてください!
※こちらの内容は記事掲載時点のものです。現在は変更になっている点もありますので事前に公式サイト等でお調べの上、ご訪問ください。
※記事内で使用している画像や文章の無断利用は固くお断りします。
お問い合わせはお問い合わせフォーム、またはインスタからご連絡ください。
この記事へのコメントはありません。