こんにちは、今日は私が最近気づいた、「怒られた時に出る涙が何涙なのか」を書いてみたいと思います。
上の画像はピカソの「泣く女」という絵です。
今回のテーマを書こうと思ってどんな画像を使おうかと思った時、なぜかこの絵が真っ先に思い浮かびました。
小さいころピカソ展でこの絵を見て、「芸術ってなんでもありだなぁ~」なんて思ってたけど、こうして大人になった今、ふと思いつくぐらいしっかりと心にインプットされていたんだなと思いました。
これが「芸術」なんでしょうかね。
上司、社長、クライアントに怒られても泣かない方法
会社や仕事で怒られると泣いてしまう。けど、人前で泣いてしまうのが嫌。
女だから「すぐ泣けばいいと思って」とか思われるのも嫌。
そんな方に向けて今日は書いていこうと思います。
上司や社長、クライアント様に怒られた時に泣かない方法です。
なぜ涙が出てくるのか、そこがわかれば、泣かない対策はとれます。
怒られるのがホントに嫌
始めに、私の経験も少しお話しますね。
怒られるのは中学生までか、親からだけかと思ってなんとなく大人になりましたが、現実は違うんですね。
社会出てからも怒られることの多いこと多いこと。
私は多分、人一倍、二倍、三倍、怒られるのが嫌いです。
それは多分、「自分を否定されるのが嫌だ」という感情が半分、ただ単純にあの敵意とか苛立ちとかの感情をもって怒鳴られるというなんかその感情が怖いのが半分。
怒られている側が言えた立場ではないのだろうけど、「叱る」でいいじゃん、なんで「怒る」の?と思います。
私は怒りの感情をそのまま人にぶつけるということをしないから、ゆえに、感情まかせにぶつけてくる人は苦手です。
だから、私が好みのタイプを聞かれたら、「怒らない人」と答えます。(笑)
だって、そんな怒鳴らなくても話し合いで解決できるしそのほうがよっぽど建設的。怒っているということを示したい場合も怒鳴ったり汚い言葉で相手を脅す必要はない。ましてや、怒りに任せて思ってもない言葉を発して相手を無駄に傷つける必要もない。
話がそれましたが、そんなわけで私は怒られると反射的に泣いてしまうことが多い。
そしてそのマイナス感情をぶつけられるのは極度のストレスで、数日引きずってしまう。
たまに「なんで泣くの?(イラッ)」とかさらに追い打ちをかけてくる人もいるけど、理屈じゃなく、反射的に出てくるものだからなんでと聞かれても私にもわからない。それは過去の何かの影響があるかもしれないし、ないかもしれないし、単純に「あんたが怒鳴ってるのが怖いからだよ!」と言いたくなることもあります。(笑)
私だってできるなら泣きたくない。
なんで涙が出てくるんだろう
でね、怒られる度に考えるんです。
なんで、涙が出てくるんだろうって。反射的と言っても何かしらの感情に反応して出てきているはず。
私は何か悲しいのか、怖いのか、悔しいのか、それとも涙を流して相手の怒鳴りを早く終わらせようという防衛本能なのか。
悲し涙、嬉し涙、悔し涙、キレ涙(私命名)・・・
など、名前がついているものはわかります。
名前にもなっている感情が、一定量を超えてあふれ出た場合に、涙となって出てきます。
※ちなみにキレ涙は、キレた時に出てくる涙。怒りが極限を超えると涙が出てくるんです。(笑)
じゃあ、この怒られた時に出る涙は、何涙??
なんの感情が溢れているの??
喧嘩した時に出る涙も、怒られた時に出る涙と同じ類のものだと思います。
あの時に流す涙は何涙なんだろう・・・
それをずっと考えてて、自分の怒られている時の思考を辿って、やっと、1つの答えにたどりつきました。
それは、「かわいそう涙」でした。
喧嘩とか怒られている時って、何かしら自分の問題点を指摘されています。
そうするとそれに対して反射的に、
「私はこういうつもりでやったのに。」
「私だって頑張ってるのに。」
「なんでそんなに私を否定するんだろう。」
「なんでそんな嫌味な言い方しかできないんだろう。」
・・などと言う感情が出てくることがあります。
そうなると、その感情の次に思うのは、
「私のことを理解してもらえてない。」
「一生懸命やっても認めてもらえない。」
「私ばかり責められる。」
「この人は私を傷つけようとしている。」
そして最後に行きつくのが、
「私、かわいそう。」
です。
これも一種の防衛本能ですかね。
いいか悪いかはおいておいて。
大人になればなるほど、自我や自分のこれまでの実績、経験、努力が積み重なっているから、そんな自分への否定がつらくなります。
だからなおさら、突如としてくる自分否定の攻撃に反射的に、自分を守ろうという感情が出てくるんだと思います。
(そういう無駄な感情がなく素直に全部受け止められる人は成長が速い人なんでしょうね。)
【まとめ】怒られている時は相手の言葉に自分の感情をいれない
そして結論ですが、
上司や社長、クライアント様に怒られた時に泣かない方法は、
「怒られている時は相手の言葉に自分の感情をいれない」
です。
多分真面目で頭がいい人ほど、相手の言葉を理解しようとして、ひとつひとつの言葉に対して、自分の意見が出てきます。
私も相手が言っていることをひとつひとつ分析しようとしてしまうんです。
それが正しいか正しくないか、それに対してはこちらも言い分がある、それは誤解だ。などなど・・・。
そうなると、一方的に怒られている最中では反論する余地もなく、自分の吐き出せない感情だけがたまっていき、「私、かわいそう」となってしまい涙が出てきてしまいますので、
その場では自分の感情や思考を作り出さないことが大事です。
その状況を俯瞰してみて、相手の言葉を、ただ本に書いてある文字を読んでいるだけのような感覚で、その言葉だけを聞く。
相手が言っている言葉の意味を理解しようと考えることはOKだが、そこでそれに対して自分がどう思うか、まで思考を巡らせてはいけない。
巡らせたらそのスキに一瞬でいもづる式に感情が引っ張り出されて、涙が出るのも一瞬です。
だから、感情を入れずに、言葉だけを聞いて、重要だなと思うことはメモしていればいいんです。
心じゃなくて、頭で聴く。
そして、家に持ち帰って、しっかり、言われた内容を心を使って考えるんです。
そしたら家ではどれだけでも泣けますから。
「私かわいそう」って思ってもいいんです。
思った上で、自分が変わるべきところがあればそこは反省して変えていけばいいんです。
泣くほど心が動くということは、それだけ大きなエネルギーが醸成されるから。
大きなエネルギーがあれば、自分を変えることもできるし、成長速度も速くなる。
そして心が動いたことは記憶に残るから、その「かわいそう涙」は常に自分のバネとなって成長を後押ししてくれます。
そしていつか見返してやろうと歯を食いしばって頑張ればいいんです。
見返せる頃にはきっと、感謝できるようになっているから。
完璧な人間はいないから、相手の未熟さも許して、そして自分の未熟さにも気づき、指摘してくれたことには感謝して、自分を成長させられたらみんなHAPPYだなと思います。♪
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この記事を読むことができてよかったです。
私は昨日まさに商談後の共有MTGで、3人の先輩たちから
一斉に言われ、バレないようにzoom画面外で泣いていました。
「可愛そう涙」の大きなエネルギー変換についての話の辺りで、
まだ頑張れるんだなって勇気を貰えて、また泣いてしまいました。
素敵なことを教えてくれて、ありがとうございます。
こんにちは、コメントいただきありがとうございます!お返事が遅くなって、ごめんなさい。私も当時は同じように、たくさん泣いて悔しい思いを溜め込んでいました。その頃の辛かったエネルギーが、こうして誰かの役にたったことが、とても嬉しいです。華恋さんの今の悲しみや苦しみも、この先絶対、何かの、誰かの役に立ちます。
一緒に頑張りましょうね(´▽`)
華恋さんはそのままの姿で、とても素晴らしい存在です。ご自身を卑下せずに、頑張ってる自分も、頑張るのに疲れて何もやる気が起きない自分も、丸ごと全て愛してあげてくださいね。