こんにちは、多国籍料理に興味津々の沙羅(さら)です(`・∀・´)
今日は人生初めて食べた中東料理のレポです!
ここのお店が予想に反してめちゃくちゃ大ヒットでしたので、熱をこめてご紹介します!!w
このお店は、インスタグラムでフォローしてる方が、「ケバブの美味しいお店見ーつけた♪」って投稿していたことでずっと気になっていました。
この多国籍料理にもノリノリでついてきてくれるのが、食いしん坊おまる部長です。ヽ(。>▽<。)ノ
(←自分が一番食いしん坊)
グルメ友達おまるのご紹介
シンガポール在住ブロガー。
私と同じく食への探求心が半端なくて、シンガポールブログもほぼグルメネタ。笑
読みやすく、たくさん食べ歩いているからこそ書ける具体的で魅惑的なグルメレポ!!
私は毎晩寝る前におまるのブログを見て行きたいお店がどんどん増えていくw
シンガポール生活のお供にぜひ訪問してみてね♪
インスタグラム→ @tamaruyukiko
シンガポール部 ブログ @yuki.omarubucho(シンガポール部インスタ)
パンケーキ部 ブログ @omarubucho(パンケーキ部インスタ)
私がケバブケバブっていうもんだから、おまるも私も、前日までずっと、ただのカジュアルなケバブのお店かと思ってたw
なんならホーカーチックなプラスチックイスのお店とかかなとw
そしたら全然違ったわ!!
むしろなんかゴージャスでドレスアップした人達の写真がインスタにたくさん投稿されてて、逆の意味で行きにくくなったわ!ヽ( ̄д ̄;)ノ
でもね、ちゃんとメニューも事前に予習して、お店に向かう道すがら、おまるとLINEやり取りする中でほぼオーダーするものの方向性も決めちゃった( ´艸`)
おまるが「フムスがすき」と告白したところで、電車がタンジョンパガーに到着しまして、今の今までLINEしていたおまると合流です。
(我らの食事会はいつもお店に入る前から始まっている。)
タンジョンパガー駅から徒歩1分程のところにある好立地。
壁のペイントを看板がわりにするというなかなかに控えめでおしゃれな感じです。
この重たそうな扉をおしあけて入ろうとすると、中にいた店員さんが扉をあけて笑顔で出迎えてくれました。
中に入ると、やっぱりすっごくおしゃれーー!!
天井が高く、上の方までお酒の瓶が並び、カッコイイ、バーカウンターがあります。
まだ開店したばかりでほかのお客様も少なかったので、他のお席も撮らせて頂きました。
お店の方も、どうぞどうぞって感じだったので、遠慮なくパシャパシャと。
なんかこのテーブルハリーポッター的雰囲気(*^^)
2人してスマホとかでもなくガチカメラでパシャパシャ撮ってるもんだから、何かを悟ったのか、「2人の写真撮ってあげるよ」ということで、一番映え席に座らせて頂き、撮影してくれました♪
おしゃれ空間に飛び込んだ二次元なヤツら。
(ちなみに紫色の髪の毛がおまるでピンク色の髪がさらですw)
もうこの時点で何かはわからないけどやりきった感。(´∀`=)
さぁ写真も撮り終わって、やっと席に落ち着けます。
メニュー見ると
事前情報通り、フードメニュー少ない!1ページしかない!
助かる!!有り難い!!
Fat Princeメニュー
いやでも、ほんとにこれ正解だと思う。
中東料理とか、ほとんどの人にとって馴染みがない料理提供するなら、なるべく悩ませないことが大事。代表的なもので、美味しいものに限定して提供する、それだけで充分だと思う。
今回私達がオーダーしたのは、一番上↑の写真のフードメニューのページから、
・FETA MUHAMMARA $12 (Fetaチーズのフムス。フムスと書いてないけど多分フムス。)
・FRIED CAULIFLOWER $15 (カリフラワーフライ)
・ケバブ3個(頼んだものは下記に掲載)
です♪
テーブルには調味料の胡椒達が置いてあります。
そして後から持ってきてくれたこの3つは辛いやつらしい。それぞれ辛さが違うみたい。
これら調味料つけると、確かに味の雰囲気が変わって美味しかった!!
ロゴもかわいい↓。ちゃっかりコースターを持ち帰る私。(どこ行ったっけな。ボソッ。)
Fried CAULIFLOWER(カリフラワーフライ)
まず最初にやってきたのは、
カリフラワーフライ。
うん、見た目は想像通り。
1口食べてみます。
カリッ。
!!!!!!
なにこの美味しさ!!!!
想像や期待をはるかに超えた美味しさだった。
いや、美味しさレベルが高いというよりも、美味しさの種類が違う。今まで私が味わったことのないジャンルの味で、そのジャンルの中で一瞬にして最上位の美味しさに飛び込んできた。
具体的な味でいうと、酸っぱい。
といっても、私もおまるも酢の物とか酸っぱいものはどちらかというと苦手なんだけど、この2人でも、めちゃくちゃ美味しいと思えた味!
これが↑一番のポイントね。
そして、さつまいもをマッシュしたものが乗っていて、それもまた甘さやクリーミーな食感を生み出してて酸っぱいカリカリのカリフラワーとよく合う。また、このカリフラワーには青いソース(Green chili sauce)もついてきました。
これも酸っぱい系(いや、chili sauceだから辛かったのか?w)で、もはや酸っぱ辛いとしか説明しようがない味なんだけど、でもつけて食べたくなる美味しさw
FETA MUHAMMARA
次に、Fetaチーズのフムス。
フムスはカシューナッツのフムスもあったんだけど、私がナッツ苦手なので、Fetaチーズのほうにしました。
こちらも、一口食べてびっくり!!
チーズ濃厚!
でもほんのりと甘さと酸っぱさとがあり。
ガーリックやレモン、オリーブオイル、チリがいいスパイスとなっていて、それをまたもちもちしたパン(Soft Pita)につけて食べたら、まぁよく合うこと!!
チーズ大好きなおまるも、この濃厚チーズフムスには大興奮しておりました。(#^^#)
そしてそして、冒頭で紹介した胡椒がここで活きてくるのであります。(*^^)v
Soft Pitaの上にフムスをのっけて、その上から胡椒をパッパっとかけると・・・
トレビアーーーン♡
(←フランス語だけどね。)
目の前に絨毯に乗ったアラジン出てきそう。
そう、まさにさっきコースターの絵にあったやつ。
なんかよくわからんくなったけど、中東に吹っ飛べそうな美味しさということですw
(それすらよくわからん。)
KEBABS
そして、ケバブがきました。
私達が頼んだケバブは左奥から、
・チキン(BAHARAT SPICED CHICKEN $8)と、
・ポーク(CHARRED PORK BELLY $9)と、
・エビ(SPICY ADALAR PRAWN $10)の3種類。
本当は2人の第一希望は羊肉(ROASTED LAMB SHOULDER)だったんだけど、無いって言われた(T ^ T)
ケバブ来ても、カリフラワーとFetaフムスが美味しすぎて、食べる手を止められずになかなかケバブに移れない2人。笑(;´Д`A
ようやく落ち着いて、さぁケバブにうつりますか!(写真Again)
一番左奥から
チキン(BAHARAT SPICED CHICKEN $8)
この中では一番一般的なケバブっぽい風味を醸し出してる。
タンドリーチキンの味を想像してもらえると。パクチーかわからないけど何か香りのきつい葉っぱが入っていた気がします?
ポーク(CHARRED PORK BELLY $9)
こちらは、ミントの葉に、レーズンや、リンゴのダイスが入っていたりして、甘さと葉っぱの風味や豚肉の油のコクなんかとすごくよく合います。
エビ(SPICY ADALAR PRAWN $10)
こちらは、豆苗?がたくさん入ったケバブ。エビはもちろんプリプリで、豆苗とのバランスも良くて美味しいです。
メニュー見返したら、ナスのホイップ(Eggplant Whip)?とかヨーグルトとかも入ってる。(; ・`д・´)
そんなこと全然気づかないぐらい、味がほんとに調和がとれてて美味しかった~~♡
ケバブは、全体的に、食材の組み合わせ方が抜群にいいという印象。
一般的なケバブのように、お肉と野菜いれて、マスタードとかケチャップとか何にでも合うソースかければ美味しくなるよね、という次元では全然なくて、
ケバブにミント、レーズン、リンゴ、入れる?!?!
ナスのホイップ!?ケバブにヨーグルト!?
それで、美味しくなる!?
という感じの組み合わせですっごく美味しいんですよね〜。
ソースも、とても何のソースかはわからなかったけど、それぞれにオリジナルの特性ソースと思われる味がついていて、こんな上品で美味しいケバブを食べたのは初めて!!
ここに、冒頭でご紹介したチリソース達をかけるとまたいい感じに味がぐっと引き締まるのよ。♡( *´艸`)
ただのチリソースじゃなくて、なんかうまみのあるチリソース?w
とにかく、チリやら胡椒やらをかけてみたり、フムスをのっけてみたり、カリフラワーについてた緑のチリソースかけてみたり、何をしても美味しくなるケバブ。味のハーモニーが最高です♡♡
事前情報でケバブの美味しいお店と聞いていたけど、むしろ、私的には美味しい中東料理のお店!!
日本でもあまり中東料理のお店は多くないだろうけど、それらと比べてもかなり美味しくコスパのいいお店なんじゃないかな〜〜(推測)。
シンガポールで食べる価値、ありありかと思います(´▽`)
行く前は、最初で最後の訪問かと思っていたけど、またすぐ再訪したいと思ったお店♡
出てきたフード全部食べ終わってから、もう一度最初から食べたいと思ったお店♡
いやー日本人の口コミ、間違いないな。
余談
ところで、ちょっと余談を。
私はこのレストランでフムスがあると聞いて、フムス食べたい!と思ったの。
というのも、フムスは最近ちょうど気になっていた食べ物で。
なぜかというと、以前見ていた池上彰さんの番組でパレスチナイスラエル問題を取り上げられてて。
パレスチナはどんどん領土の端っこの方に追いやられてて、そのイスラエルが占領している領土とパレスチナ人が住んでいい領土の境界には領土を分断する壁が作られてて。(ベルリンの壁的な。)
その壁には、落書きだったり、この現状における嘆きだったりとかが書かれてるんだけど、
そこには、「一緒にフムスを食べよう」というような言葉も書かれていたの。
フムスというのは、パレスチナ人にとってもイスラエル人にとっても、毎日食卓に出るような家庭料理だそうで、どちらの人も、このフムスが大好き。
アイデンティティーフードという意味では日本人でいうお寿司とか味噌汁みたいなものかな?
だから、このお互いが大好きなフムスを一緒に食べよう。という、和平への一言が、その壁には書かれているんだよね。
パレスチナ側に書かれているから、それをイスラエルの人が見ることはないんだけど。
だから、そのフムスってどんな食べ物か一度食べて見たかったの。
そういう経緯で、今回フムスを食べながら、これをパレスチナの人もイスラエルの人も、毎日食べているんだなぁなんてことを想像したりしたわけであります。
そして、今調べていたら面白い記事を目にしたので、こちらにも引用させていただきます。
ユダヤ人とパレスチナ人との間で宗教・人種対立が深まるイスラエスでは、緊張状態が続いています。・・・(略)・・・このような状態下で、イスラエルにあるレストランの試みが話題を呼んでいます。それはユダヤ人とパレスチナ人が同じテーブルについたらフムス料理が半額になるというもの。人々の不安が高まる中、両者の共存を後押ししようとイスラエル中部にある「フムス・バー」のオーナーがこのキャンペーンを始めました。
・・・(略)・・・ネット上では「半額キャンペーンが世界を平和にする。」「美味しい食事で、憎しみと戦争は克服できるだろう。」などの声があがり、このアイデアを絶賛しています。実際に何組かのユダヤ人とパレスチナ人が利用しており、お客さんからの反応も上々です。中にはこのキャンペーンの趣旨に賛同し、支援したいと全額の支払いを望んだユダヤ人パレスチナ人混合のグループも多くいたようです。また、ユダヤ人とパレスチナ人に食事を通じて関係性を向上させようという取り組みはイスラエル北部アッカなどでも行われています。
パレスチナ問題は国際的な社会問題とされ、その解決に向けて国際会議などが開かれていますが、このような現地の主体的な取り組みが広がっていくことで、宗教・人種問題の解決に繋がっていくことが期待されます。・・・(略)・・・(引用元:太陽商事株式会社様)
こうね、食事って、ただ美味しいだけじゃなくて、人を結びつけたり逆に喧嘩させたり。
(フムス問題という論争も起こったりしたみたい。興味ある方は調べてみてください。)
食って生活に密着するものだけあって、歴史や文化を強く反映させていたり。
深いよね。
日本で言うところの、
「同じ釜の飯を食う」
単純に、それだけで、みんなが繋がって仲良くなれればいいのになと、思うわけであります。
美味しい食事を一緒に食べるということは、それができるだけのパワーがあると思うから。
まとめ
余談が少し長くなりましたが、
Fat Prince、シンガポールの中でもかなり印象に残る美味しさでございました。
みんなに中東料理勧めたくなる♪( ´艸`)
お値段も全体的に抑えられていて、コスパ良し♪
最後にあらためて、この記事のおさらい。
酸っぱいもの苦手な私とおまるの2人が大絶賛する酸っぱい系アレンジのカリフラワーフライは是非ご賞味あれ♡
Fat Prince
48 Peck Seah St SingaporeOpen from 11am for Coffee & Great people
Mon – Fri Lunch 11:30am-3pm
Dinner 6pm-12am
Sat Brunch 11:30am-3pm
Dinner 6pm-12am
Sun Closed
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【お約束】(グルメレビューに関して)私が絶賛しているお店でも、期待値を上げすぎてしまうと「期待していた程ではない。。」と物足りない感じになってしまう可能性、大!です。「さらさんはそう思ったんだな」ぐらいに客観的に捉えていただいて、必ず、期待値をあげずに、訪問してみてください!
※こちらの内容は記事掲載時点のものです。現在は変更になっている点もありますので事前に公式サイト等でお調べの上、ご訪問ください。
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